はじめに
あなたは何を目標に危険物乙4の資格取得を目指しますか?
就職や転職に有利だから、収入アップに繋がるから、立場上必須の資格だから、昇進や昇格の条件だから、資格マニアだから・・・人には人それぞれの理由があるとおもいます。
これから、それぞれ資格取得を目指す方たちに取得前の手続きから取得、取得後の手続きまで詳しく解説していきます。
危険物乙4試験日程
はじめに下記リンクから試験日程を確認して、どの試験日に照準をおいて学習をはじめるのか、しっかりと計画を立てるようにしましょう。
受験資格
甲種に関して言えば様々な厳しい資格取得要件がありますが乙種と丙種は年齢に関係なくどなたでも受ける事が出来ます。
試験申し込み書類の準備と申請
まず申請の方法には二種類あります。書面による申請と電子申請です。
インターネット環境やスマホをお持ちの方は電子申請が便利でおススメです。
24時間いつでも申請する事ができます。
・書面申請
次の場所で願書と受験案内を入手してください。
案内に従って願書の作成と必要なものを揃えてください。
各都道府県の消防本部又は、一般財団法人消防試験研究センター支部及び関係機関。
東京都内の各消防署又は、一般財団法人消防試験研究センター本部及び中央試験センター。
・電子申請
24時間申請可能です。
受験勉強
短期取得を目指すには出来るだけ集中できる環境と時間が必要で過去問題を何度も反復して解くことをお勧めします。独学で勉強される方は、テキスト本の入手からはじめましょう。
ちなみに、こちらのテキスト本は、私が実際に使用して一発で取得することができた一冊です。
あなたにおススメします。
ゴロ合わせでスピード合格! 乙種第4類危険物取扱者試験 第3版
また、独学で学ぶことが難しいと思われる方は通信講座などのツールを利用する事も選択肢のひとつとして考えてもよいと思います。サポートもしかりついたものもあります。
試験当日
体調管理には特に注意をして万全の態勢で臨みましょう。
時間には常に余裕を持って行動し受験票や鉛筆(HB又はB)消しゴムは忘れないよう特に注意すること。
試験はマークシート方式で、試験時間は2時間です。
35分を経過して全て終わっていれば自主退室することが可能です。
私的には自信があっても2回以上の見直しをすることをおススメします。
試験内容は「危険物に関する法令」15問「基礎的な物理学及び基礎的な化学」10問 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」10問。
合格ラインは科目ごとに60%以上の正解が必要。15問中9問以上10問中それぞれ6問以上の正解が必須の条件です。
解答速報
解答速報は残念ながらありません。試験問題の持ち帰りが認められていない。各所で行われる受験日が同日開催でないためと思われます。
インターネットの2chやSNS等で解答速報をうたった情報の書き込みが出回ることがあります。あくまでも公式情報ではないので参考程度として考えましょう。
確実な情報ではないので合格発表まではしっかりと待つことがよいと思います。
合格発表
発表日は、 「一般財団法人 消防試験研究センター」のHPの各支部より確認してください。
免状交付申請
合格したら免状の交付申請が必要になります。「試験結果通知書」が届いたら免状の交付申請をしましょう。
申請に必要なもの
・試験結果通知書(この通知書が免状交付申請書になります)
申請日・申請者氏名・連絡先を忘れずに記入すること。
ハガキの切り離しは厳禁です!!
・収入証紙(2900円分)(注)収入印紙ではありません。
申請書(裏面)に貼付すること。
購入場所は、コンビニ・郵便局・法務局・区役所・警察署・運転免許試験場・自動車学校など。
・返送用封筒(定型サイズ)
392円分(簡易書留)の切手を貼って表に返送先の住所氏名を記入。裏面には受験番号を記入。
以上のものを送付または各支部へ持参してください。
免状受領
申請受付後、概ね10日から2週間後に交付されます。
詳しくは「試験結果通知書」に免状の発送予定日が記載されているので確認しておきましょう。
受け取ったら記載事項に誤りがないか、しっかり確認する事。