危険物乙4 難易度
難易度は人それぞれで、理系出身の人には優しく感じ、文系出身の人には難しく扱いにくい問題と感じることがあります。ポイントをつかんで勉強をすれば、なんとかなるものです。
総じて言えば、難易度は自分自身でコントロールすることができるということです。
合格率
以下に示した合格率の表からもわかるように、直近のデータから読み取ると他の乙種では合格率は60%台に対して4類は39.2%と40%を切る数字で決して高いわけではありません。
しかし、受験者の人数を比べてみてください。他の乙種と比べるとほぼ倍近い人数の人が受験をするほど人気の高い魅力のある資格なのです。(乙種、丙種は学歴や年齢に関係なく受験できる)
工業系の学校や企業など、ほぼ強制的に資格をを取らされるところもあるようです。(いやいや受験する又は仕方なく受験する人が一定数はいるということです。)
申請はしたけど途中で挫折して受験を放棄した人は、約11%くらいいると言われています。(受験料の4,500円を無にした人です。)
そのことからもわかるように、隠されたカラクリが存在し数字だけで判断することは難しいといえるのではないでしょうか。
難易度の項でも述べたように自身でコントロールして合格率も上げられるはずです。
直近の合格率
(データ:一般財団法人 消防試験研究センター)
過去の合格率
対策
理系・文系は関係なく、まずはテキストを入手することからスタートです。そしてそのテキストに沿って勉強し、仕上げは過去問題などを何度も何度も繰り返し解くことが合格への一番の近道です。
独学ではちょっと?・・・ そんな方には、しっかりサポートもついた通信講座などもあるので選択肢の一つとして考えてみてもよいと思います。
試験内容
・危険物に関する法令(15問)
【60%以上の正解】9問以上の正解
・基礎的な物理学及び基礎的な化学(10問)
【60%以上の正解】6問以上の正解
・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(10問)
【60%以上の正解】6問以上の正解
各科目に対して全て60%以上の正解で合格です。試験時間は2時間で5択のマークシート方式です。
まとめ
ここからは、私自身の経験です。高校は理系の高校を卒業しましたが理系とは全く関係のない企業で定年を迎えました。50歳半ばを過ぎた頃、会社から強制的に資格を取得するように言われ、いやいやながら仕事の合間を縫って勉強をしました。
その時出合ったのは【ゴロ合わせでスピード合格!】というテキスト本で何度も何度もすみずみまで読んで一発で合格しました。
ゴロ合わせでスピード合格! 乙種第4類危険物取扱者試験 第3版
理系出身でしたが、何十年も離れていたので化学の項目でもなんとなく聞いたことがあるような薬品名ぐらいにしか思えなくて、知識はほぼゼロの状態でした。
あなたも、じゅうぶんにゼロスタートが可能です。
諦めない強い気持ちが一番のチカラです。