危険物とは

「消防法」上の危険物と「毒物及び劇物取締法」上の危険物に大別されている。

「消防法」上の危険物の取り扱いの種類は甲種・乙種・丙種で、乙種は第1類から第6類に分類されている。ここで言う危険物乙4とは、乙種第4類の危険物を取り扱うことができる資格であり、危険物の中でも人気があり他の種別の危険物より受験者の数は非常に多い。

合格率は39%台で決して高くはないのですが、勉強法次第ではかなりの高確率で合格を手にすることができると言えます。実際、私は企業に在職中の50歳半ばで一発合格を成し遂げました。

 

 

 

「消防法」上の危険物

消防法によって定められた危険物で、種類は性状によって第1類から第6類に分類されている。

類 別 性 質 概  要
第1類 酸化性個体 固体で自身は燃焼しない。他の物質を強く酸化させる。可燃物と混ぜると熱や衝撃、摩擦によって分解し、激しく燃焼する。
第2類 可燃性個体 火炎により着火しやすい個体。低温で引火しやすい。出火しやすく、燃焼速度が速く消火困難。
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 空気中で自然発火の恐れがある。水と接触すると発火や可燃性ガスを発生させる。
第4類 引火性液体 引火性を有する液体。引火点250℃未満。
第5類 自己反応性物質 固体又は液体。加熱分解などにより低温で多量の熱を発生。反応が爆発的に進行する。
第6類 酸化性液体 液体で自身は燃焼しない。可燃物を混ぜると燃焼を促進させる。

「毒物及び劇物取締法」上の危険物

化学物質の中で強毒性の物質(刺激性物質、腐食性物質、急性毒性物質)

・工業薬品

・農薬

・試薬

活躍できる場所

・給油施設【ガソリンスタンド・船舶、航空機などの給油施設】

・石油の運搬【タンクローリーの乗務員】

・石油の貯蔵企業【工場・運送会社・整備工場・プラント】

・危険物の製造企業【化学工場】

・塗装業、外装業、薬品会社【塗料メーカー・販売店】

・ビル管理会社【設備管理スタッフ】

就 職

危険物を取り扱う場所では必須の資格で、中でも乙4は需要も高く安定的で就職や転職に非常に有利になります。

職業の選択肢も幅が広く、あなたに合った仕事が見つかります。また、それぞれの企業での評価も高く 収入アップにつながり、昇進や昇格も視野に入ってきます。

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まとめ

まずは危険物をよく理解し、資格取得に向けて準備を進めることから始めましょう。

取得の手段として手っ取り早いものは独学による方法で、自分でテキストや過去問題集等を入手して勉強する方法で、お金をかけずに取得が可能です。(私も独学で取得しました。)

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それでは、第一歩 を歩み始めてみましょう!!

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